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NHKニュースに疑問 [原発]

 NHKニュース番組の報道姿勢には、教訓や反省と言う言葉は無いようです。
 先日の「東日本大震災追悼式典」のニュースの中で、天皇が言及した原発事故に関する部分はカットされていました。過去に、天皇のこのような場面での発言がカットされた事は無いはず。カットされた部分は「原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています」です。このカットについては、NHK前で抗議のデモも行われました。
 ここまで腐ったかNHK、と思いながらNHKニュースを観ていたら、選抜高校野球の選手宣誓が行われていました。これはかなり長い宣誓でしたが、カットなく放映していました。言葉の内容で振り分けているのは、明らかです。
 さらに、先日大飯原発再稼動について行われた原子力安全委員会のニュースの中で、賛否両論の学者のインタビューが放映されたのですが、賛成のインタビューには字幕が付いていましたが反対のそれには字幕が付きませんでした。これなど、明らかに確信犯的なやり口です。この字幕については、この日のニュース845で再度同じ映像が流れましたが、両者に字幕が付いていました。抗議された結果かも知れません。私も抗議の電話をしようとかと思ったくらいですから、かなり抗議があったはずです。
 NHKだけでなくマスコミは、原発推進をあからさまにバックアップする姿勢になってきました。
 日本人は、教訓を生かそうとしない、過去から学ぼうとしない民族なのでしょうか。

昭和記念公園 [散策]

 週末の悪天が終わると、春のような晴天がやってきました。週末悪天の狙い撃ちでクライミングが思うように出来ず、イライラと・・・。土日連日のクライミングジム通いで今日は閉じこもりと思っていたのですが、あまりの暖かさに梅を見に出かけてきました。
 祭日でお天気が良いため大混雑と思ってのですが、それほどの混雑も無くクロッカス、スイセン、クリスマスローズの綺麗な花を楽しめました。梅は満開で春を感じさてくれました。まだ暫くは楽しめます。本日の歩行数は約2万歩でした。疲れた足で、よく歩いたものです。
梅クロッカス
この他の写真は、リンク集の「旅・散策Photo」をクリックして下さい。綺麗な梅や花の写真を載せています。

「視覚障害者クライマーの見てきたもの」 [その他]

 6日の火曜日の夜、渋谷で行われたイベントに参加してきました。私がボランティア参加しているNPO法人モンキーマジック代表理事の小林幸一郎さんのこれまでの活動の紹介と、昨年イタリアのアルコで行われた「ワールドチャンピオンシップ」視覚障害者B2クラス優勝までのドキュメンタリー上映会でした。
 定員80名が、満員の盛況でした。それも、若い人達がたくさん来ているのには驚きました。まず、アルコの大会の様子と子供たちにクライミングを教える小林さんの姿が上映されました。視覚障害の方にも上映の内容が理解できるようにナレーションが工夫されていましたが、これは晴眼者にとってもクライミングを理解しながら楽しむ事が出来て非常に良かったと感じました。その後の立食形式の交流会では、誕生月別にグループを作り自己紹介等が行われ、私は11月のグループだったのですが小林さんの人脈の多彩さにさらに驚かされました。参加者で60歳以上は、私と友人の二人だけだったようです。若い人達と話をするとエネルギーを貰えるようで、元気になります。もっとたくさんの人達と話がしたかった交流会でした。
 小林さんの自伝『見えないチカラー視覚障害者のフリークライマーが見つけた明日得の希望ー』を、是非読んでみて下さい。小林さんの、ますますの活躍に期待します。
イベントパンフレット小林幸一郎さん 

映画「戦火の馬」★★★★★ [映画]

 映画の持つ表現力を知り尽くしたスピルバーグ監督でしか作れないのではないか、と思うような作品です。
 人間の身勝手さに翻弄されながらも戦場を生き抜いた馬を通して、戦争の悲惨さと不条理さを描いています。イギリスの草原地帯の美しい緑と夕焼けのシーンが忘れられません。スピルバーグの映画は、どれも素晴らしいですね。私は、監督の大ファンですから。
2時間30分ほどの映画ですが、まったく長さを感じませんでした。家族で是非、観にいって下さい。

タグ:戦火の馬

映画「 ドラゴン・タトゥーの女」★★★★★ [映画]

 この映画をどのようなな映画のジャンルに入れたらよいのか解りません。ホラー映画ではないしと言って恐怖映画やスリラーとも違うような、とにかく恐ろしい映画です。主人公の心理が非常に繊細に描かれています。それは、主人公を演じたルーニー・マーラの素晴らしさでもあります。この作品、今回のアカデミー賞では、編集賞を受賞していますが、私は脚本賞ではないかと思っています。脚本の出来と主演のルーニー・マーラが、この映画の全てであると感じました。
 ただ、ショッキングなシーンがかなりありますので、誰でもにお勧めとはいきません。観るなら、一人で観て下さい。傑作に入る作品です。

映画「 J・エドガー」★★★★ [映画]

 クリントイーストウッド監督の最新作です。
 FBIを作り50年もの間大統領さえも動かす権力を持ち続けた、フーバー長官を描いています。何処までが真実であるかは分かりませんが、主人公リアルに描ききったのではないでしょうか。地味な作品ですが、クリント・イーストウッド監督の手腕が窺える映画です。

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小林幸一郎(視覚障害者クライマー)さんのドキュメンタリー上映会 [その他]

3月6日(火)に、昨年7月に行われたイタリア、アルコでのクライミング世界選手権で優勝するまでの小林幸一郎さんを追ったドキュメンタリー映画の上映会と立食の交流会が行われます。
 小林幸一郎さんは、私がボランティアをさせていただいているMPO法人モンキーマジックの代表でありクライマーでもあります。
当日は、クライミングを始めた盲学校に通う子供たちも参加予定との事です。視覚障害者の方たちのクライミングを見れば、きっと元気がもらえます。是非、ご参加下さい。勿論、私も参加します。

申し込みはこちらから。
特定非営利活動法人モンキーマジックのHPはこちらです。

聯合艦隊司令長官 山本五十六 [映画]

 勝てないと分かっていて突き進んで行く国家。それを後押しどころか率先して戦争へ向かうよう宣伝する新聞社。現在の原発事故への国とマスコミの対応そのものです。
 悲惨な歴史から教訓を得ないのは、日本人の特徴かも知れません。香川照之演じる新聞社主幹の変わり身の速さが、圧巻です。
 
 私は長く山登りとクライミングをしてきましたが、今日までにたくさんの友人や知り合いが事故で亡くなっています。所属する山岳会では、事故を分析して事故報告書を作成します。しかし、その事故を教訓とされる事は少ないと思っています。立派な事故報告書を作る事より、事故を教訓として如何にそれを事故の再発防止に繋げて行くかが必要なはずと思うのですが。既存の価値観や組織を変えるのには、膨大なエネルギーが必要です。なかには、今の地位や立場を失いたくないために、教訓すらもない事としようとする人もいます。これは、やはり現在の政府や東電、マスコミと同じですね。う~ん、山岳会の世界も同じか・・・。悲しい限りです。

映画「善き人」★★★★ [映画]

 1937年ヒトラーの独裁のもと、ある大学教授の良心が権力に屈服してゆく悲劇的な姿を描いた作品(英、独)です。
 学者としての背広姿から親衛隊員の軍服姿になった時の、教授の内面の変化が恐ろしいです。ただ、これは誰にでもふりかかる可能性のある姿かも知れません。そのような意味で、非常にショックを受けた映画です。
 今日まで(これからも)原発について国民を騙し、嘘をついてきた良心を持たない御用学者、官僚、政治家、マスコミ関係者に是非観ていただきたい映画です。ただ、この映画は教授の葛藤を深く描いていますが、良心のない者には葛藤も生まれないでしょう。


タグ:善き人

根拠の無い100ミリシーベルト [原発]

 昨年の12月28日の夜、テレビ朝日の「報道ステーションSPメルトダウン5日間の真実」とNHK追跡!真相ファイル「低線量被爆・揺らぐ国際基準」を観ました。前者は、長時間番組(2時間20分)にもかかわらず突っ込みに欠けると感じました。後者は、かなり衝撃的な内容でよくNHKが放送したなと言うのが率直な感想です。特に、安全と宣伝されてい100ミリシーベルトの基準が如何に恣意的で根拠の無い基準であるか、IAEA(国際原子力機関)がどれほど信頼の置けない期間であるかを明らかにしています。
 番組の時間が短い(30分)せいか一部理解不能や誤解を受けそうなテロップがありましたが、おおむね番組の主張は理解できました。このような番組を是非ゴールデンタイムに放送してもらいたいものです。まあ、NHKではちょっと無理かも知れませんね。NHKが原発推進の立場である事はあきらかですから、時々バランスを取るためにこのような番組を組むことはありますが。


低線量被ばく_揺らぐ国際基準_追跡!真相ファイル 投稿者 gomizeromirai

また、低線量被爆について非常に説得力のある論評をリンクしましたので、ご覧になって下さい。

「低線量被ばくリスクWG主査長瀧重信氏の科学論を批判する」島薗進(しまぞのすすむ):東京大学教授
http://chikyuza.net/n/archives/18243

「原発事故の際にIAEAに忠告を求めてはならない」ミッシェル・フェルネックス博士緊急提言
http://chikyuza.net/n/archives/18280

聞いてください。反原発ソング「Human Eeeor」 [原発]

 反原発ソング「Human Eeeor」を大人気のバンド「FRYING DUTCHMAN」が怒りをこめて歌っています。
年が変わっても、震災と原発事故だけは忘れてはいけません。是非、新年を迎える前に聞いてください。
「Human Eeeor」








映画「プリピャチ」★★★★ [映画]

 1999年オーストリアに作られたモノクロのドキュメンタリー映画です。当時、たくさんの映画祭で多く賞を受賞して高い評価を受けた作品です。
 「プリピャチ」はチェルノブイリ原発から4キロ離れた発電所で働く人々の町で、事故によって5万人が移住を強いられています。この町の今を映し出した作品です。一切の音楽等を使わない手法が、現実をヒシヒシと感じさせます。
 過去の過ちから日本は学びえるのか、「プリピャチ」の姿がそのまま福島にならなければ良いのですが。相変わらず原発ムラの御用学者が政府や官僚と一緒になって、嘘を垂れ流している現実を思うと絶望的になります。
 自分に出来る事をしてするしかありません。若者や子供たちのために。
 この映画は先日までアテネ・フランセ文化センターで上映していたのですが、残念ながら今国内の映画館で観る事が出来ません。
タグ:プリピャチ

寝袋登場。 [その他]

 いや~寒いです(-_-;)。昨夜、とうとう寝袋を出しました。今までは、寝るときに羽毛の掛け布団と厚手の毛布で寝ていたのですが、とうとう昨夜はさらに寝袋を追加しました。これは、暖かいです。家族は、「異常だ、病気だ、医者に行け」と言っていますがまあ大丈夫でしょう。一昨年前の冬はこれにさらに羽毛布団が一枚追加で使っていましたので、それを考えれば改善されていると思うのですが。
 今日は、激寒なのでクライミングもフィットネスもお休みして完全レストにしました。寒くて映画館に行き気にもならないので、TUTAYAでDVDを二枚借り、セブンイレブンでお好みの100円菓子を購入。ふふふ、これからホームシアターの開場です。

映画「インモータルズ -神々の戦い-」★★ [映画]

 ギリシャ神話の神々が登場する古代ギリシャ時代の戦いの物語です。ギリシャ彫刻から出てきたような兵士や巫女の姿は、素晴らしい衣装デザインと肉体美を見せつけます。ですが、ストーリが今一つでした。観客は大人ですから、あまりにも安易なストーリーでは受け入れられません。映像は「300」を超えるものがあると思いますが、トータルとして「300」の方が上でしょう。

一年が過ぎて [その他]

 右目が硝子体出血となったのが、昨年の今日でした。この時は左目が昔の怪我で視力に不自由していましたので、残された右目もだめになるかと思いかなり絶望的になりましたが、たまたま視覚障害者でクライミングをする方たちと知り合いこの事に非常に勇気付けられました。その後手術が成功して視力は戻りましたが、出血の原因不明が判らないため再出血の不安は消えません。と言っても判らないものに恐怖していても仕方がありませんので、残りの人生を有意義に過ごせるようがんばりたいです。
 昨日、イチョウを見に昭和記念公園に行って来ました。やはりここも紅葉は今一つで、すでに紅葉する前に葉が落ちてしまっている木もたくさんありました。イチョウも来週あたりが見頃です。
昭和記念公園昭和記念公園

映画「マネーボール」★★★★★ [映画]

 予告編を観て公開を待っていた作品でした。実話を元にしたこの映画は、資金力の無いメジャーリーグのアスレチックスに統計学を駆使して選手の能力を数値化した「マネーボール理論」を初めて導入したGM(ジェネェラル・マネージャー)の活躍を描いています。GMの仕事とはどのような物なのか知ることも出来て、メジャーリーグがさらに興味深く観られそうです。ブラッド・ピット主演で、素晴らしい作品に仕上がっていると思います。人の評価の難しさを教えてくれる作品でもあります。家族との関係の描き方も好感が持てます。ブラッド・ピットは、かっこよ過ぎです。家族で観ても、楽しめる作品です。

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映画「ミケランジェロの暗号」★★★★ [映画]

 第二次世界大戦中、ミケランジェロの名画をめぐるナチス親衛隊員とユダヤ人画商一家の戦いを描いた作品です。
 脚本の素晴らしさに、感嘆しました。緊張とコミカル、はらはらドキドキの連続で、最後まで飽きません。新たな視点からユダヤ人を描いた作品とも言えます。もう直ぐ上映終了の館が多いようですが、是非観に行って下さい。

映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」★★★★ [映画]

 文字通り『猿の惑星』の始まりが解る作品です。なるほど、人間の愚かさに警鐘をならす作品になっていますが、見る人によって受け取り方はかなり異なるのではないでしょうか。愛情と暴力を学んだ主人公が、暴力には暴力で対抗するのには、恐怖を覚えました。これは、延々と断ち切る事の出来ない人間の弱点のはずですから。何時までも暴力の連鎖が続くのかと思うと、悲しくなる作品でもあります。ただ、CGI技術の高さには驚くばかりです。

映画「ファイナル・デッドブリッジ FINAL DESTINATION 5」★★★★ [映画]

 シリーズ5作目の恐怖映画です。予知夢によって生き残った若者が、死ぬ運命から逃れられず次々に死んで行きます。日常生活の何でもない物が凶器になって。怖いです。上映が夜9時からと言うのも、恐怖映画だからでしょか。生き残ったと思われた最後の二人は、見たくないシーンによって・・・・・。よく考えられた構成が、ぞーとする感覚を次々に与えてくれます。
3Dの作品ですが、左目にコンタクトレンズを入れ忘れて片目で観たら3Dになりませんでした。

映画「4デイズ」★★★★ [映画]

 アメリカへの憎しみからテロリストとなったイスラム系アメリカ人の男は、米国内の三箇所に核爆弾を仕掛けた事を告白します。四日後に迫った爆発を阻止しようとするFBI捜査官、軍隊、尋問のプロとテロリストの息詰まる心理戦が展開されます。非人道的な拷問のシーンには目を背けたくなりますが、おそらくイラク戦争ではこのような事が日常的に行われていたのでしょう。
 衝撃的なラストシーンが、待っています。核爆弾によるテロが迫っていると言われていますが、このような事が現実にならないように祈るばかりです。三人の名優サミュエル・L・ジャクソンキャリー=アン・モス 、マイケル・シーンの緊迫の演技が見られます。後味の悪い作品でしたが、観る価値のある作品でもあります。

Banff Mountain Film Festival In Japan 2011 [映画]

 毎年カナダのバンフで11月に国際的なアウトドア映画祭が行われているのは、知っていたのですがなかなか日本で観る機会がありませんでした。今年は、10月7~10日まで行われることを知り急遽金曜日に観に行ってきました。午後からのAプログラムと夕方からのBプログラムがあり、Bまで観る時間が無くAプログラムのみ楽しみました。
 この映画祭は世界中から300本近い作品の応募があるそうで、その中から厳選された作品がワールドツアーとして日本で上映されました。私の観たAプログラムは、6分の短編から1時間の作品まで以下の5作品の上映でした。

Oseven(オーセブン)フランス6分 
  ルダリング、マウンテンバイク等の魅力が詰まっています。
Eastern Rises(イースタン・ライズ)アメリカ38分 
  ロシア・カムチャッカ半島の未だかって釣り人が入ったことの無いと言われる未知の場所へ巨大なトラウト
 を探しに行く冒険的な釣りの物語です。
The Swiss Machine(スイス・マシーン)アメリカ20分
  アイガー北壁を2時間47分のソロで登る姿は圧巻です。また、平山ユージのスピードクライミングで知られ
 るヨセミテのエル・エルキャピタン、ノーズルートにも挑戦します。一度目は4時間40分、二度目は4時間2
 0分、本番の三度目は、25メートルの墜落で傷だらけになり終了。アルパイン,フリークライミングともに傑出
 した才能を持つ、素晴らしいクライマーを発見した思いです。
Into Darkness(イントゥ・ダークネス)アメリカ15分
  洞窟探検を記録した短編作品ですが、先日観た洞窟映画「サンクタム」を凌ぐ美しい地下の世界と恐怖を
 味わえます。
A Life Ascending(ライフ・アセンディング)アメリカ57分
  カナダのセルカーク山脈で、ガイドとして生きる家族の生活をとらえた作品です。そして、ガイド中に起こっ
 た雪崩事故(7名の命が失われた)による苦悩と葛藤の姿は、他人事とは思えませんでした。
 
 来年は、是非全プログラムの鑑賞に挑戦します。これからまだ、名古屋等での上映が予定されています。是非、ご覧下さい。詳しくはこちらから。

映画「サンクタム」★★ [映画]

 「アバター」のジェームズキャメロン総指揮の映画と聞き楽しみにして見に行ったのですが・・。
 パプア・ニューギニア奥地にある巨大な洞窟からの生き残り物語です。実は、私はかなりの閉所恐怖症なのですが、何故かこの手の洞窟パニック映画は大好きなのです。ただ、この作品からは、洞窟の息苦しさや暗闇の恐怖、地底に閉じ込められた絶望感等が伝わってきません。以前公開された「ディセント」「ディセント2」のような、身が凍る思いは味わえません。
 この作品は、DVDが出たら旧作値段で観れば十分だと思います。
 クライミングでも、狭くて身動きの出来ないオフウィズスやチムニーは好きになれませんね。昔、積雪期の救助訓練で雪の穴に埋められそうになった時は、途中でパニックになって出てきてしまいました。う~ん、狭い所、濡れている所、それに寒いのは苦手です。

映画「ツリー・オブ・ライフ」★★★★ [映画]

 これほど俳優の感情表現が重要な意味を持つ作品は、珍しいと思います。それだけに、見る方も必死で鑑賞しなけらばなりませんでした。ブラッド・ビットの演技が、素晴らしいです。人の生と存在のかけがえの無さを教えてくれる作品です。ただ、観る人によって作品の評価は分かれるかも知れません。私は、秀作と感じましたが。

映画「未来を生きる君たちへ」★★★★★ [映画]

 デンマークスウェーデンの合作映画です。この映画は、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞等たくさんの映画祭で高い評価をうけていますが、やはり素晴らしい作品でした。
 二つの大陸で進行する物語は、一見何の関係も無いようにみえますが「暴力には暴力で」が共通テーマになっています。戦争や紛争など、暴力の連鎖によって終わりの無い悲劇が世界中で続いています。原題は『復讐』です。この原題を知ると、この作品の理解は深まります。
 監督は観る者に「あなたならどうする」と何時も問いかけます。この連鎖を断ち切るには「赦す」事しかない、とこの作品は訴えているように思います。監督の技量と優れた物語の構成に、魅了されました。今、世界の人達が見るべき映画こそこの作品だと感じました。単館での上映が、残念です。

政府は放射能を甘くみている(非人道的な対応) [原発]

 放射能被害に関する報道がますます少なくなってきていますが、木曜日(18日)朝のテレビ朝日「モーニングバード」の中の「そもそも総研」のコーナーで放射能被害の現状と今後についての放送がありました。その中で、チェルノブイリ原発事故時の旧ソ連と日本の対応を比較してました。浮き彫りになったのは日本の対応が如何に非人道的であるかでした。これは、すでに事故発生時点から言われていた事ではありますが、これだけハッキリ解りやすい解説を見たのは初めてです。NHKあたりが、このような番組を組むべきと思うのですが。もっとも、NHKは、東京電力145億円、中部電力68億円、関西電力65億円、中国電力51億円、東北電力45億円もの社債を保有していますから公正な報道など期待出来るはずもありませんが。
 これだけ非人道的な被害を受けている福島の人達は、もっと怒って下さい。私も、あらゆる機会を見つけて怒りをぶつけて行こうと考えています。
 是非、下の動画を見てください。

そもそも総研 そもそも政府は放射能を甘くみてるん... 投稿者 plutoatom

学者の良心 [原発]

 暑さばかりが報道されるこのごろのニュース番組ですが、原発事故は何も解決していません。日本の官僚が無能である事と、国民を子供を守ろうとさえしない体質がますます明らかになってきました。
 7月27日の衆議院厚生労働委員会で参考人として出席した児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター教授・ 東京大学アイソトープ総合センター長)氏の発言を聞きました。氏は、日本の放射線科学の第1人者で、福島原発による線量被爆の恐ろしい現状と、政府に対する怒りを国会で参考人として激発していまた。児玉龍彦教授は、反原発を表明している人ではありませんが、学者として今立ち上がらなくてはならないとの強い学者としての使命を感じているのではないでしょうか。
 日本に、それも東大にこのような学者としての良心を持った人がいた事に、日本人として誇りに思います。たくさんの学者が色々な意見を出していますが、今回の原発事故が偽学者を明らかにするきっかけになるでしょ。これは、学者だでけなくジャーナリスト、マスコミにも言えることです。誰が、何が国民を真に守ろうとしているのかを、考える良い機会です。
  参考人としての児玉龍彦氏の発言です。是非、ご覧下さい。




映画「ヒマラヤ~運命の山」★★ [映画]

 原作はメスナーの「裸の山 ナンガ・バルバート」で、兄弟での初登頂後、下山時に弟が遭難死しメスナーだけが生還しました。
 この映画、メスナーの登山にたいする考え方が良く出ていて好感が持てました。ただ映画として観た時に、その脚本、構成には疑問を持ちました。空撮を多用した映像には、迫力を感じますが山岳映画として何か大きく不足した物があるように思います。アンデスからの奇跡の生還を再現した『運命を分けたザイル』には、とても及びません。この作品を観てしまった後では、よほどの山岳映画で無い限り色あせて観えるのは仕方がないかも知れません。

映画「黄色い星の子供達」★★★★ [映画]

 フランスの女性監督ローズ・ボッシュによるフランス・ドイツ・ハンガリーの実話も基づいた作品です。ナチス・ドイツがユダヤ人を抹殺していた時代、フランスでもフランス警察を利用してパリに住むユダヤ人が一斉に検挙されます。その時、ユダヤ人である事を示す黄色い星のマークを衣服に付けさせられた子供達も同様でした。強制収容所、ガス室へ送られた人々は途中逃亡に成功した僅かの子供達を除いて帰ることはありませんでした。
 70年余りが過ぎて、ようやくこのような悲惨な事実を知る事が出来ました。ヨーロッパがEUを立ち上げたのは、経済的な問題の解決だけでなく二度とこのような悲惨な事態にならないような体制を作るためだそうです。ヨーロッパの人々の知恵と勇気に感銘を覚えます。アジアにも、やがてこのような時期が来ることを願います。
 ユダヤ人医師としてジャン・レノが出演しています。この医師と共にユダヤ人を救おうとするるフランス人看護師を中心に描いていますが、これはフランス女性をも描きたかった監督の思いのように感じられました。
 子供達をも容赦なくまきこむ戦争、戦争が起これば何が起きても不思議でない事を証明しています。
 平日の昼間の上映でしたが、会場はほぼ満席でした。このような映画が、単館上映なのは残念でなりません。
 この作品の主人公モデルとなったジョゼフ・ヴァイスマンさんは、来日した際に「明日を生きる世代に伝えたいのです。受け入れがたい受け入れてはいけない、と」と語っていました。

映画「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」★★★★  [映画]

 カナダから帰国したばかりで時差ぼけがとれないため、観ている間に寝てしまうのではと危惧したのですが、進化した3D映像と早いストーリ展開、重低音のサウンドと二時間半の長い作品にもかかわらず一気に観てしまいました。CG技術の高さに感動です。やがて、タイムマシーンのように、どの時代の世界へもこの3DとCG技術によって連れて行ってくれる日が来るように感じました。面白いです。

映画「バビロンの陽光」★★★★★ [映画]

 ベルリン国際映画祭、アムネスティ国際映画賞・平和映画賞を受賞した作品です。
 湾岸戦争に駆り出され行方不明となった息子を探しに、孫とともにクルドからバビロンへ1000キロもの旅をする物語です。フセイン政権時代に集団虐殺されたとみられる150万人の一部と思われる墓地が、バビロンで発見されます。最後のシーンには、涙してしまうでしょう。悲しいイラクの歴史、それでも登場するイラクの人達に希望を感じます。主人公の祖母役のシャザード・フセインは、今もなお行方不明になった夫を探している当事者でもあるそうです。実体験から出た表現力は、俳優には出せないものになっているように感じました。台詞の多くに強いメッセージ性のある作品で、最後まで目が離せませんでした。心に深く残る作品です。
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