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映画「イントゥ・ザ・ワイルド」★★★★ [映画]

 今日の午後六時ごろでしたか、我が家の庭の木で突然蝉が大きな声で鳴き始めました。それはもう本当に大きな鳴き声でしたが、1か2分ほどで、これも突然声が途絶えました。なにか最期の一鳴きのように思えて・・・。
もう夏も終わりなんですね。もう直ぐ、今日見た映画のような少し悲しくて寂しい秋が来るんですね。
 1992年の夏にアラスカの荒野で発見された若者の死体。この若者の死を綿密に調査し原因を解き明かした登山家でジャーナリストのジョン・クラカワーは、ベストセラーとなる「荒野へ」を出版します。この本に感動した監督のショーン・ペンは、10年の歳月を費やしてこの映画を完成させたそうです。
 優秀な成績で大学を卒業した主人公は、裕福な生活を捨ててアメリカを縦断し、アラスカへと旅たちます。自分の生き方を求めてアラスカの荒野へ。旅の途中で出会う人々との別れの姿が、悲しく寂しく心に響きます。アラスカの荒野での生活、二年間の放浪、生きる答えを見つけた主人公は、旅を終わらせようとします。しかし、自然は非情です。それを許す事はありませんでした。 
 繊細な心を持った若者だったのでしょう。この映画は、今この時代に必要な何かを暗示しているように思えるのです。う~ん、悲しさと寂しさいっぱいの一日でした。

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